編集部ブログ

健康

2021.03.18

次世代の食材、大豆ミートの売上好調

温室効果ガスの削減や、世界的な人口増加による、たんぱく質不足の救世主として注目されているのが「大豆ミート」です。日本でも大手スーパーが販売を始め、売上好調だそうです。これまではベジタリアン、ヴィーガンのみが選択していましたが、一般の方も健康志向、価格の低下、味の改良などから現実的な選択肢となりました。スーパーではあえて精肉コーナーの横に大豆ミートを陳列し消費者の反応を見ているということです。また、大手喫茶店チェーンの「コメダ珈琲店」は“100%植物由来”の喫茶店をオープンし、米や大豆使用のバーガーなど提供しています。矢野経済研究所の試算によると、世界での大豆ミート市場規模は、今後10年で現在の7倍、1兆8,000億円以上に膨れ上がるということです。

2021.03.05

エビデンス(かんたん医療用語4)

コロナ関連のテレビ番組を見ていると医師や専門家が「エビデンス」という言葉を使っているのをよく聞きます。エビデンス(evidence)とは「証拠」「裏付け」「科学的根拠」という意味があります。日本では医療関係で使われることが多いですが、ビジネスや政治の世界でも使われます。もしかしたら、病院で治療法の説明の時に医師がエビデンスと言うかもしれませんので覚えておきたい言葉です。例えば、「有効なエビデンスがある標準治療を薦めます」、または「これはエビデンスがない治療法で~」といった感じです。日本語で「根拠」「証拠」と言うのと同じですが医師はエビデンスという言葉を良く使います。さらにエビデンスを使った言葉として、「EBM」(evidence-based medicine)があります。これは、「科学的根拠に基づく医療」という意味で、医師の経験、知見に頼らず、最新の医学研究の成果や臨床試験データによって確認された有効性を根拠にする医療ということになります。

2021.02.26

セカンドオピニオン(かんたん医療用語3)

セカンドオピニオンとは主治医とは別の医師に手術、投薬などの治療方針についてアドバイス(第2の意見)をもらう制度です。別の医師から意見をもらい、現在の主治医に戻り治療を受けることを前提に利用するものです。始めから主治医を代えたい、別の病院に移りたい場合は、転院・転医の希望となりセカンドオピニオンではありませんので注意が必要です。

別の医師からの意見を参考にしたいと思っても、主治医との関係悪化を心配して、なかなかセカンドオピニオンを言い出せない場合があると思いますが、命がかかっている手術などは遠慮してはいけません。セカンドオピニオンを申し出て、怒り出したり、不快感を表す主治医ならばその医師は要注意です。名医、一流と言われる医師ほどセカンドオピニオンを推奨しています。ただし、病気の進行具合によっては治療を急いだ方が良い場合もありますので、積極的な決断も必要です。セカンドオピニオンは保険適応外ですので、全額自己負担です。病院によって異なりますが、時間制で費用が決まっているところが多いようです。ただ漫然と現在の治療法について聞くのではなく、自分の疑問点をはっきりしておくことがポイントです。『国民のための名医ランキング』はセカンドオピニオンに最適と思われる経験豊富な医師が多数、掲載されています。ぜひ、参考にされてください。

2021.02.12

新型コロナワクチン第一便が日本到着

新型コロナワクチン第一便(ファイザー社製)がベルギーから到着しました。気が早いのですが、次のような方法で接種を受けることになるそうです。厚生労働省ホームページより引用すると、(1)接種の時期より前に、市町村から「接種券」と「新型コロナワクチン接種のお知らせ」が届きます。(2) ご自身が接種可能な時期が来たことをご確認ください。(3) ワクチンを受けることができる医療機関や接種会場をお探しください。(4) 電話やインターネットで予約をしてください。(5) ワクチンを受ける際には、市町村より郵送される「接種券」と「本人確認書類(運転免許証、健康保険証など)」を必ずお持ちになってください。なお、接種費用は全額公費(無料)で接種出来ます。とあります。

2021.02.11

紹介状(かんたん医療用語2)

正式には「診療情報提供書」といい、紹介先の診療科や医療機関宛に患者情報を伝えるものです。紹介状には病状や既往歴、検査結果などが記載されており、かかりつけ医と大病院・専門病院との連携がスムーズにされるというメリットがあります。また、紹介状があることによって地域のかかりつけ医に専門的診療の必要性を選別してもらうことが可能になり、大病院・専門病院に患者が集中することを避けられます。大きな病院では「紹介状をお持ちですか」と聞かれると思います。紹介状がないと一から問診や検査が必要となり、余分な時間と費用がかかりますので、2016年の4月からは選定療養費として特別料金を診察料とは別に支払うことが義務付けられました。病院によっては紹介状がない場合は受診を断られることもあります。希望する病院・医師がはっきりしている場合は遠慮することなく、かかりつけ医に病院・医師名を伝え、紹介状を書いてもらいましょう。紹介状を書くことをためらう医師がいればその医師には見切りをつけて、別な医師に頼みましょう。また、普段から自分の検査データなどは自己管理しておくと良いでしょう。緊急時など紹介状がもらえなくても、いざという時に必ず役に立ちます。

名医1045人掲載、最新版『国民のための名医ランキング2021~2023

2021.01.07

先進医療(かんたん医療用語1)

先進医療とは、公的医療保険の対象にするかを評価する段階の治療法のことで、厚生労働省が定める高度な医療技術を用いた治療のことです。先進医療は、健康保険の診療のレベルを超えると指定したものが先進医療にあたり、その技術料は全額自己負担になります。ただし、公的医療保険との併用も認められていますので、診察や検査、投薬、入院費用など、保険診療時の治療と共通する部分は、健康保険の対象となります。例えば、重粒子線治療は、2016年4月から骨軟部がん(切除非適応の骨軟部腫瘍)、2018年4月から前立腺がんと頭頸部がん(口腔・咽喉頭の扁平上皮がんを除く)について、公的医療保険が適用されました。それ以外の治療については、先進医療として継続されています。万が一の場合も安心して治療を受けられるように、先進医療をカバーしてくれる保障への加入がおすすめです。

名医1045人掲載、最新版『国民のための名医ランキング2021~2023

2020.11.20

暫く病院に行けない、行きたくないあなたへ

新型コロナウイルス感染者数急増で医療崩壊が取り沙汰されています。脳卒中や心不全などに対する救急医療や通常診療に悪影響が出ているとのことです。この一年、明日にも我が身が、家族が感染するかもと、患者数の増減に一喜一憂してきました。その一方で、自粛、ストレスからくる運動不足や食べ過ぎは、後からじわじわと多くの病気を引き起こしてくる可能性が示唆されています。高血圧、糖尿病、脂質異常症、高尿酸血症などの生活習慣病や、それに伴い、脳卒中や脳梗塞などの脳疾患、心筋梗塞や狭心症などの心臓疾患、脂肪肝や肝硬変、整形外科系の疾患など数えきれないくらいあります。かといって、多分しばらく病院には行きたくない、または今はちょっと行けないという気持ちでしょう。しかし、感染はしなかったけど…といったことにならないためにお勧めなのが、日本赤十字社医療センター著『健康な100歳をめざして―予防と治療法を現役医師が解説!』です。

2020.07.15

植物の体内時計

気温の寒暖差がめまぐるしく感じられる今日この頃です。前日から5℃以上の気温の変化があると、疲労が蓄積されやすくなるといわれているので注意が必要かもしれません。

健康には生活リズムの乱れが大敵とよく言われます。本当に人間の体というのはよくできているな、と思っていたのですが、それは人間だけではなかったようです。

この時期花を見かけるようになる「アサガオ」は、日が沈んでから(暗くなってから)の時間を自分で計り、およそ10時間後に花を咲かせるのだそうです。だから、暗くなる前に室内で光をしばらく当てると、翌朝「朝寝坊」するのだとか。まるで人間みたいです!また、気温が低くなると早く咲くようになり、季節の変化に対応する力があるということです。

野生の生命力を見習いたいな!と思います。

2020.06.04

人生100年時代を生きる

 首相官邸に「人生100年時代構想会議」が設置され3年近く経ちました。政府は人生100年時代を見据えた経済・社会システムを実現するための政策検討を続けています。その資料によると、将来、主要国の50%の子供が100歳以上生きるという予測があります。100年生きると思うと、人生設計も今と変わってくるかもしれません。ただし、定期的に発表される平均寿命にはちょっと注意する点があります。平均寿命とは別に「健康寿命」というのが発表されています。健康寿命とはWHOが提唱した指標で、平均寿命から寝たきりや認知症など介護状態の期間を差し引いた期間です。

例えば、2015年の統計で日本人の平均寿命83.7歳ですが、健康寿命は74.9歳になっています。その差8.8歳です。この期間は何らかの介護状態だったということを表しています。せっかく長生きするのなら、健康に年を重ねたいものです。重要になってくるのは、当然ですが予防と検査ではないでしょうか。そのためには私たち自身が全身の病気について、ある程度知識を持っておくことも有効です。特に生活習慣病、認知症、整形外科の分野は大変重要です。詳しくは日本赤十字社医療センターがまとめた、『健康な100歳をめざして - 予防と治療法を現役医師が解説!』をご覧ください。全ページカラーで大変見やすくなっています。

2020.05.11

コロナに負けない! 日々の鍛錬を欠かさない奥村正子さん

 新型コロナの影響で、5月に予定されていたベンチプレス世界大会が延期となり(中止が濃厚)、

トレーニング場にも2カ月半もの間通えていないというベンチプレス世界チャンピオンの奥村正子さんですが、

ご自宅での鍛錬は続けているそうです。

奥村さんによると、健康維持には歩くことが何よりいいとのことで、

1㎏のダンベルを左右の手に持って5キロの山道を歩いたり、

5㎏の重りを入れたリュックを背負って5キロ歩いたり、

上り下りのない平地を歩く時は、8キロも歩いているそうです。

上半身は、腕立て伏せに加えて、ダンベルやゴムチューブを使って鍛えているとのこと。

もう少しで、満90歳になる方のする運動とは、とても思えませんよね(>_<)

緊急事態宣言で、家から出ないことが多くなりがちですが、奥村さんを見習って、できるだけ歩くようにしたいですね。

今日は、奥村さんの著書「89歳、人生なんだってできるのよ!」の中から、歩き方に触れた一節をご紹介します。

日々の健康維持に役立てて貰えたら幸いです!

2020.05.01

走る時は10メートルくらい離れないと…感染の危険がある

京都大学iPS細胞研究の山中先生の「山中伸弥による新型コロナウイルス情報発信」をチェックしています。

その中に、「走る時は、10メートルくらい離れないと感染の危険があるという報告もあります。」と紹介されていました。確かに、走っている最中は吐く息も早く大きくなりますね。

最前線で活動されている医療従事者の方々に、心より敬意を表します。

医療現場は、ギリギリの状態であると報道されています。しかし、ギリギリの状態が続かないよう、少しでも感染者数を減らし、余裕がある状態で診療体制を維持できるようになるよう祈らずにいられません。ギリギリの状態が続けば、医療関係者の方々の免疫力が落ちてしまい、院内感染のリスクもさらに高まります。