編集部ブログ

2020.08.27

熱中症対策 腎不全の方は注意が必要

 今日は最高気温が35度を超えませんでしたが、猛暑の蓄積疲労で、何だか街を歩く人々も重だるく感じます。まだまだ熱中症対策が必要ですね。熱中症では「水分と適度に塩分を補給する」ことが大切です。ところが、腎不全の患者さんの場合、水分や塩分を過剰に摂取してしまうと腎不全の悪化につながります。腎臓の機能の第一は、体外に老廃物を排出し、かつ水分を失わないように調節することです。水分や塩分の過剰な摂取は腎臓に負担を掛けます。かといって、水分摂取をためらうのも生命の危機に通じます。このように、腎臓の働きは繊細で大変重要です。しかし、腎臓は、当初の障害に対して自分自身で対応して症状を出さない「沈黙の臓器」といわれています。もし、検診などでタンパク尿・血尿を指摘されたり、軽度の腎機能障害を指摘されるようなことがあったら、見逃さず対応しましょう。

腎不全は、急激に悪くなることがあるので、自分の体の状態を理解することが大切です。腎臓病についてポイントよく知りたい方に、『腎臓病をよく知りともに闘っていく本―腎臓病治療30年以上の専門医だから伝えられる治療に直結する腎臓病の真実』がお勧めです。腎臓を守ることは動脈硬化を抑制して、脳卒中や心筋梗塞のリスクを低下させ長寿につながりますので、本書は健康な方にとっても、必ず役立つ情報があります。