編集部ブログ

2020.08.10

零戦パイロット・原田要さんから次代を担う人たちへ

 終戦の日が近づき、戦争に関する番組や記事をよく目にするようになりました。戦時を知らない者にとって、体験談を読んだり聞くこは、戦争の一端を知るためには欠かせません。

4年前、99歳で他界された原田要さんは南京攻略戦から、真珠湾攻撃、ミッドウェー海戦、ガダルカナル争奪戦と最前線で戦い抜きました。原田さんは、シリーズ日本人の誇り9「零戦老兵の回想」で「次代を担う人たちへ」と題して、次のように認めています。

「我々は単に知識として戦争を学ぶだけでなく、苦労を体験された方々の想いを次代につないでいく役目も負っているのだなと思います。かつての戦友たちが持っていたように、この日本は自分たちが護るのだという「気概」と「誇り」を持ってもらいたいと思います。

 そして、その「気概」と「誇り」を胸に、世界中を戦争のない平和な世の中にして欲しい。そのためには、次の世代をリードする皆さんに頑張ってもらう必要があるのです。これが老い先長くはない、私の切なる願いです!

私は毎日朝と晩に、零戦の写真を、日本のために二十歳前後の命を惜しげもなく擲ってくれた戦友や特攻した人たちに見立てて、手を合わせ冥福をお祈りしています。今のこの平和は、私以上に苦しんだ、数限りない犠牲者から授かった有難い平和だということを忘れないでもらいたい。そして、次代を担う人たちに、永久に我々の思いを継いでいってもらえたらと、心から願っています。」