編集部ブログ

2020.12.24

歴史的瞬間を捉えた1枚の写真

日韓併合時代の韓国・朝鮮はどんな社会だったのでしょうか。そこに暮らす韓国人、日本人はどのような生活をしていたのでしょうか。現在、日韓で語られる併合時代は慰安婦、徴用など苦しい体験ばかりに焦点が当たっています。しかし、実際に併合時代を生きた人にその実態を聞きたいという思いは強くあります。日韓併合から110年(終戦から75年)経過し、当時を知る人はほとんどいないと思われていました。2014年、日韓併合時代の12年間を韓国の江原道で役人として務めていた、西川清さん(当時99歳)にインタビューすることができました。その証言内容は戦後の日韓メディアで語られてきたことと大きく異なるもので衝撃的でした。詳しくは『朝鮮総督府官吏 最後の証言』を読んで頂ければと思いますが、何よりこの本で初めて公開された写真が歴史を証言しています。その写真では、日韓の若者が仲良く肩を組みお花見をしています。また、日韓合同の野球大会をしている様子が写っています。皆さんはこの写真を見た時、どのような感想をお持ちになるでしょうか。

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