編集部ブログ

2020.11.26

日韓併合中の12年間を朝鮮で過した地方行政官が重要証言

2020年、日本では新政権が発足し、アメリカの大統領は交代しました。世界は新型コロナの混乱を越えて、新たな日常へと刻々と変化しているように思えます。しかし、この世界的な大きな変化の中で関係が硬直したままなのが隣国、韓国との関係です。日韓のメディアで取り上げられる象徴的なキーワードは、慰安婦、徴用など日韓併合時代に関わることです。編集部ではその当時の実態を知る証言者にインタビューすることができました。日韓併合中の12年間(1933年~1945年)を朝鮮で過した西川清氏の証言をまとめたのが『朝鮮総督府官吏 最後の証言』です。本書で西川氏は朝鮮・江原道の地方官吏(役人)として、慰安婦、徴用などについて重要な証言しています。朝鮮の発展を心から願い、朝鮮人と苦楽を共にした西川氏。朝鮮を第二の故郷とする西川氏は真の日韓友好を願っていました。今こそ日本と韓国、そして世界はこの証言者の言葉に正面から向き合うべきでしょう。

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