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2014.11.26

気仙沼災害FM(けせんぬまさいがいエフエム)で紹介

気仙沼災害FM(けせんぬまさいがいエフエム)で、2014年11月21日(金)生番組「にじなま」14:43~14:57に、「行く道に花の咲かない道はなく」が紹介されました。パーソナリティーは横田真美子さん。句や詩の朗読、著者の鮫島芳子さんのリクエスト曲、桜の花出版より声の出演もありました。

著者・鮫島芳子さんの被災地の方々への思い

著者の鮫島芳子さんは、震災で子供を亡くしたお母さんが海を見つめている映像を見て、あの人は私だ、と思ったそうです。その人の気持ちが手に取るようにわかる、と。

東北のみなさんの気持ちに寄り添えたら、と話していました。

染み入るような朗読

パーソナリティー横田真美子さんが、多くの句の中から、ご自分で選んだ句を朗読して下さいました。

『彼方より我呼ぶ声の 勿忘草』
勿忘草、そんな風に思うことありますね。

真っ赤なポピー、ケシの花。燃えるような花ですね。
『若くして 雛芥子の花 散りたもう』

素敵な、赤い牡丹の絵ですね。
『目の前で静かにくずる 牡丹かな』
介護の生活の中で、と添え書きがしてあります。

『朝ぐもり 十字に祈る白き花 
人の世の苦を 名に負いて立つ』
この短歌を見た時に、今まで十字架に見たことなかったけど、確かに十字架に見えますね。

他にも、気持ちを込めて朗読して下さいました

鮫島さんからのリクエスト曲、赤い鳥「翼を下さい」

鮫島さんに、リクエスト曲をお願いすると、このようなお返事を頂きました。

鮫島さんからは、基本的に、何か、良いものをそちらで考えて下さったらいいんですけど、と。
もう少しお聞きすると、
赤い鳥の『翼をください』
ふるさと
北原白秋の『帰去来』のどれかと。

やはり、鮫島さんは、詩人ですね。

帰去来 「北原白秋朗読」より

山門(やまと)は我(わ)が産土(うぶすな)、
雲騰(あが)る南風(はえ)のまほら、
飛ばまし、今一度(いまひとたび)。

筑紫よ、かく呼ばへば 戀(こ)ほしよ潮の落差、
火照沁む夕日の潟。

盲(し)ふるに、早やもこの眼、
見ざらむ、また葦かび、
籠飼(ろうげ)や水かげろふ。

帰らなむ、いざ鵲(かささぎ)
かの空や櫨(はじ)のたむろ、
待つらむぞ今一度(いまひとたび)。
故郷やそのかの子ら、皆老いて遠きに、何ぞ寄る童ごころ。

がんばっぺ気仙沼!

気仙沼災害FMの合言葉。

「がんばっぺ気仙沼!」「がんばっぺ気仙沼!」「がんばっぺ気仙沼!」とってもアットホームな、いつまでもお邪魔していたいようなラジオ局でした!

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