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日本は、国体といって日本という国を守る為に多くの人が命を投げ出しました。 護国の為に散っていった人たちが沢山いました。国に対する思いというのは、
小さい頃からの教育に負うところが大きいのです。それに引き替え、今の日本人 は、戦後骨抜きにされています。国の為に何かしようなどとは考えもせず、自分
さえ良ければいい、自分が全て、という人間が多すぎます。
私は、日本教育を受けて日本式の考え方しか出来ません。 軍国教育が良かったなどと言うつもりはありませんが、戦前の日本教育には素晴らしい面が沢山ありました。それを全部否定してしまっている戦後日本は、何かがおかしいと思うのです。 (カバー袖より)
―目次―
はじめに 3
■第一章 日本人になった祖父
三世代にわたる日本との関わり 16
清朝から日本時代へ 17
日本人による統治 22
日本教育の曙 24
芝山巌学堂 27
台湾のためを考えていた先生達 31
祖父が初めて踏んだ日本の地 36
六士先生の殉職遭難事件 38
弁髪を落とし日本人となる決意 45
伊沢先生に深く恩義を感じる 50
日本との架け橋に 52
日本語教育の道へ 53
■第二章 祖父・父と日本
日本で台湾語を教える 58
祖父の遺したもの 64
関東大震災に遭い帰台する 68
日本人学校初の台湾人生徒となった父 69
許嫁として日本へ行った母 73
台湾人留学生を一生懸命世話した祖父 77
街の世話役兼お目付役「保正」 81
自由人だった父 84
祖父の遺言 86
尊敬する祖父の生き方 91
■第三章 学生時代の恩師
東京に生まれる 94
台湾語と日本語の中で育つ 95
共学生となって 96
優しい小学校の先生 98
楽しかった小学校 102
祖父の厳格なしつけ 103
全身全霊で教えてくれた塩幡先生 104
中学受験の猛勉強 110
一番偉い人は天皇陛下 111
修学旅行で初めて内地へ 113
夢中になった日本式遊戯 116
上級学校への進学 121
台北一中に合格 123
小学校時代の二人の恩師 129
昭和一桁の良き時代 130
中学校に入学して 135
日本人街へ引越し 138
軍部の台頭と締め付け 142
叶わなかった船乗りになる夢 145
台北高等学校に合格 146
自由を謳歌した高校時代 148
島田謹二先生の型破りな授業 152
医学の道へ 156
個性的な大学の先生達 161
日本教育の恩恵 165
■第四章 軍医となって
日米開戦 170
思想の統制が厳しくなる 172
同級生との苦い再会 176
内地人と台湾人の亀裂 178
庇ってくれた内地人の隣人 179
皇民化教育と先生 181
アメリカのスパイ 182
海軍軍医へ志願 184
死の覚悟 189
見習尉官の訓練開始 190
爆撃で死にかける 192
敗戦色が濃厚に 194
台湾上陸に備えて 197
高雄で迎えた終戦 198
戦後、日本教育のお陰で秩序が保たれた 203
気の毒だった敗戦後の日本人 205
出鱈目な国民党政府 207
父の帰台 210
二・二八事件で本省人が立ち上がった 215
国民党による大虐殺 218
白色テロの恐怖 220
軍医として学んだこと 225
■第五章 母国は日本、祖国は台湾
母国は日本、祖国は台湾 230
失われつつある日本精神 233
戦後初めての訪日 237
台湾は生蕃の国!!? 238
歴史の正しい認識と再評価が必要 240
台湾の抱える問題 243
台湾人というアイデンティティ 247
台湾に対する正しい認識を 252
シリーズ刊行にあたって 256
参考文献 266
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