なぜ私達ユダヤ人は優秀なのか

なぜ私達ユダヤ人は優秀なのか
  • 編者:桜の花出版編集部
  • 定価:1,900円(税別)
  • ページ数:539ページ
  • ISBN-10:4434056190
  • ISBN-13:9784434056192
  • 発売日:2004/12/25
  • サイズ:B6判 18.2x13x3.2cm
  • 発行元:桜の花出版

出版社からのコメント

このユダヤ本は、一般向けながらもその内容は大変深く、これまで専門家だけが享受してきたユダヤ人の精神とそこから生まれる智恵、そしてその育成法を、精緻に亘って紹介してあります。こんなに分かりやすく深奥に迫って語られた本は他にないです!イスラム教に関心ある方たちだけでなく、世界を意識しているビジネスマンたち、お子さまを超エリートに育てたいと願う親御さんたち、そして、哲学的探究を求めている人にも本書は多くの示唆を与えてくれます。日本人必読!

帯より

こんなに分かりやすくユダヤについて書かれた本はかつてなかった。世界を二分するキリスト教とイスラム教の母体であるそのユダヤの根本思想と、天才を作り出す教育システムについて、その精神的支柱について、これほど分かりやすく深奥に迫って語られた本は他にない。

本書は、キリスト教やテロリストの背景にあるイスラム教を理解しようとする者、自分の子を超エリートへと育てたいと願っている親、世界のビジネス界への進出を目論んでいる野心家にとっては、まさに必読の書である。

また、自らの内において哲学的探究を求める者にも、本書は多くの示唆を与えてくれるだろう。ユダヤ人を知らずして世界を語ることは出来ない。

目次

本書上梓によせて

はじめに-あなたはユダヤ教を何も知らない
  全てを捨てて新たな自分を発見せよ
  あらゆるものの内に見えるもの
  特別な民、ユダヤ人の特別な仕事
  自らの井戸を掘りそこに魂を見出せ
  ユダヤ教の中にある様々な考え方

第一部  キリスト教もイスラム教もユダヤ教から派生した

 第一章  神という概念の意味するもの
  神はあらゆるものに存在する-カバラ的考え
  神の創造を見習って行動せよ
  否定形でしか表せない神
  神は何故悪を創られたか
  善と悪の違いを知れ
  この世を善くし世界を完成させる使命
  奇蹟とは神が与えられたものを理解する能力
  オラム・ハバ(来るべき世界)で受ける魂の報酬
  神が人を探し求めている
  神と人との愛人のような親密な関係

 第二章  ユダヤ人の行動を根本で律する『聖書』
  ユダヤ教・キリスト教・イスラム教の礎
  「タナハ」と、そこから除外された外典と偽典
  『トーラー』=律法、ユダヤ人が格闘し続ける書
  『ネビイーム』=預言書、預言者達の言葉
  『ネビイーム』は律法の心を問う
  預言者達が律法に生命を吹き込む
  『ケトゥビーム』=諸書、ユダヤの知恵と愛、苦悩、そして魂の書
  聖書は本当に神の御言葉か?

 第三章  ユダヤ人が神聖視するもの『タルムード』
  聖書よりも重視されている書 
  真理はただ一つではない-並記される様々な主張
  二つのトーラー、成文律法と口伝律法
  ユダヤ教はラビの宗教
  ユダヤ教は進化し続ける宗教

 第四章  ユダヤ人の心の奥底にある神秘主義
  ユダヤ教に受け継がれてきた隠された教え
  神との神秘的合一という教え
  ユダヤ神秘主義の様々な流れ
  神へ至る道は一つではない
  今日の神秘主義思想の深まりと多様化
  現代カバラの危険性
  大衆化した神秘主義-ハシディズム
  カバラにおける輪廻の意味

 第五章  ユダヤ人にとっての数が持つ意味
  ユダヤ教では人数を数えてはいけない?
  ユダヤの数え歌-から十三までの数の意味
  様々な意味を持つ数-十、十二、四十の意味
  組み合わさった数の意味
  千年は永遠との境目

 第六章  神の概念と現代科学的思考
  この世界は偶然の産物か
  ユダヤ教の教えは科学と合致する
  天地創造に要した時間
  アブラハムが見出した神についての革命的な考え
  様々な神の御名とその意味
  ユダヤ人の存在こそ神の存在証明である
  ユダヤ人は全ての人のために選ばれた民族

第二部  世界はユダヤの律法に影響されている

 第七章  世界中が日曜に休むのは何故か
  安息日がユダヤ人を守ってきた
  安息日は上等な食事をとる機会
  安息日がもたらした晴れ着の習慣
  安息日とは神との契約の印
  安息日には日常の義務から離れる
  人生を考える訓練をする日
  世界に影響を与えた安息日の考え

 第八章  祈りという名の自己との対峙
  自分を振り返るために祈る
  神を深く知るために祈る7
  バビロニアからの帰還と祈りの形式の始まり
  祈りがユダヤ民族を今日まで存続させた
  聖なる帰還の地、エルサレムに向かって祈る
  ユダヤ人はエルサレムという中心を持った特別な存在
  遠い過去から未来へと繰り返していく一つの祈り
  ユダヤ人は全ての人のために祈る
  祈りには質的な差がある
  祈りの形式が敬虔さを深める

 第九章  ユダヤ人の行動を縛るもの・戒律
  宗教の枠を超えユダヤ人の生き方を示す法
  超越者、神より直接授かった戒律
  第一の戒律は人間の中にある神の意識の明確化を命じている
  第二の戒律こそユダヤ人的発想の由来
  ユダヤ人の心の特質は神の捉え方にある
  神の二面性と安息日の関係
  十戒に従うための六百十三の戒律
  第五の戒律「あなたの父母を敬え」とキリスト教的愛の実態
  神は法を制定する権威をラビに与えられた
  預言者が法の解釈をしない理由
  似て非なる二つの行い-戒律に従う意識

 第十章  ユダヤ人が許しを乞う時
  ユダヤ教における神に対する罪の贖い方
  ユダヤ教における人に対する罪の贖い方
  神への道に戻るためのテシュバの手順
  テシュバにならなかった担任の先生の謝罪
  テシュバの完成のための最後の段階
  他人を許すことは義務である
  究極の贖罪-死
  贖罪のいけにえとは自分の身代わりである
  ヨム・キプールの日を個人的に決める
  贖罪において最も大切なこと
  災いの原因を自らの中に探す
  身体の不調は道徳的警告である
  ヨム・キプールの善悪の秤と「生命の台帳」
  もう一つ善い行いをして秤を善い方に傾ける

 第十一章  ユダヤ人は何を祝うのか
  ユダヤ暦の新年祭-ロシュ・ハシャナ
  様々な罪を浄める期間
  贖罪の日-ヨム・キプール
  果たせなかった誓いの赦免-コール・ニドゥレイ
  仮庵の祭-スコット
  もう一日お祭りを-シュミニ・アツェレット
  律法読了の祭-シムハット・トーラー
  神殿奪還の祭-ハヌカ
  樹木の新年と雨期の始まり-トゥ・ビ・シュバット
  ユダヤ人殲滅回避の祝い-プリム
  プリムは大騒ぎが出来る日
  出エジプトの記念-過越祭
  最も美しい儀式、セデル
  発酵していないパン、マツァの意味
  十戒を授かる-シャブオット
  神殿破壊の悲しみの断食-ティシャ・ベアヴ
  第七月から始まるユダヤ暦の新年

 第十二章  ユダヤ人が己に課す苦行・断食
  精神を集中させるために断食をする
  審判が終わる日、ヨム・キプールの厳粛な断食
  ティシャ・べアヴの神殿破壊を悼む断食
  神殿破壊に関わる様々な断食日
  厳かな断食日と楽しい祭の関係
  ユダヤの存亡を賭けたエステルの断食
  死を免れた感謝の印、初子の断食
  悪夢について断食をする
  断食よりも大切なこと
  イスラム教の断食・キリスト教の断食

 第十三章  ユダヤ人は何を食べ、何を食べないのか
  コシェルとカシュルートの意味の違い
  食規範は神聖さの意識
  聖書に示されたコシェルであるもの
  コシェルに適った屠殺の方法
  食肉から血を取り除く作業
  ユダヤ人が後肢部を食さない理由
  「肉と乳を混ぜてはいけない」という教えの解釈
  皆が菜食だった理想郷への回帰
  異文化の中でのカシュルートの行い方
  ユダヤ人が狩猟を行わない理由
  イスラム教とキリスト教における食規範
  カシュルートの境界での解釈の仕方

 第十四章  ユダヤ教の教師・ラビという存在
  ユダヤ教的背景が違う父母
  ユダヤ教の環境に囲まれて育つ
  誰がユダヤ教への責務を果たすのか?
  ユダヤ教の教えにはあらゆる人への救いがあった
  ラビとして皆に教えを形として示す
  ラビは人々の人生に関わっていく
  ユダヤと非ユダヤの接点という仕事
  ラビとキリスト教会の司祭の違い
  聖職者は神により近いか?

 第十五章  歴史に見るラビの姿
  ラビ以前の称号、ラブとラバン
  称号のないものが最も格式が高い
  中世のラビは精神的指導者であり裁判官だった
  ラビとは本来無報酬の仕事
  中世以前のラビは学者だった
  啓蒙主義により世俗性を求められたラビ
  ラビの役割に対するプロテスタントの影響
  プロテスタントを手本にした米国のユダヤ人組織
  現在のラビに課せられた様々な役割
  地域の権威者が下すユダヤ法の判断
  ラビ職への女性の参加-今後の課題

 第十六章  ユダヤ人は何を学んでいるのか
  二千年以上前から全ての男児を教育
  古代ユダヤにおける人生の各段階
  幼児期教育の制度を作り上げる
  革命的だった公的教育と宗教教育
  『タルムード』による教育の利点
  ゲットーからの解放後、近代化を目指したユダヤ教育
  米国に移住したユダヤ人の教育事情
  公共教育とユダヤ教育両立のための苦労
  世界の構成員の一人として現在の状況を学ぶ
  二極化していくユダヤ教の教育の現状
  ユダヤ教を身近に感じさせる教育を目指す

第三部  来るべき世界に備えて

 第十七章  ユダヤ人の求める救世主
  メシアとは神によって油を注がれた者
  理想の王、メシアを様々な人物に求めていく
  他の民族を導く光のような存在に
  ユダヤ教は人々を左手で押しのけ右手で招き入れる
  「油を注がれる」という象徴
  メシアの到来を告げる者、預言者の四つの特徴
  異教の預言者四百五十人と対決した預言者エリヤ
  ディアスポラとゲットー、差別と迫害の時代
  新しい「メシアが到来した時代」という考え

 第十八章  メシア運動とは何か
  メシアであることの証明
  十七世紀の偽メシア-シャブタイ・ツヴィ
  ハバット派のカリスマ-ルバビッチ・レバ
  ヨセフス・フラヴィウスが記録した偽メシア達
  ユダヤの歴史最大のメシア運動-キリスト教運動
  不可解なイエス・キリストの復活という考え
  「奇蹟」を論ずることは出来ない
  預言者は神の御言葉を述べ、イエスは自らの言葉を述べた
  イエスはユダヤ教の「伝道師」だった
  ユダヤ教とキリスト教の分岐点-バルコクバの反乱

 第十九章  審判の日という考え方
  敵、そして自らが審判を受ける日
  預言者イザヤが語る審判の日
  捕囚時代の預言者、エゼキエルが語る審判の日
  預言者ゼファニヤの終末論的預言
  イスラエルの民の勝利を預言する預言者ゼカリヤ
  スコットからメシア時代が始まる?
  一年に一度「審判の日」が訪れるという新しい考え
  この世の生こそ神からの贈り物

 第二十章  ユダヤ人は自由をどう考えるのか
  悪の存在は必然的なものである
  悪行を善行に転ずる
  天命は必ず成就する
  人間の行いが究極の時を早める
  神の手の中にある人間の自由

 第二十一章  ユダヤ人は死をどう考えるか
  死後の国「シャオール」という考え
  来世の考えが変化し始めたシリア支配下のユダヤ人社会
  ユダヤ教を禁じたヘレニズム政策とマカビの反乱
  来世に報酬を得る「オラム・ハバ」という新しい考え
  来るべき世界に関連したイエスの「山上の説教」
  ラビが想像する来るべき世界の様子
  安息日に来るべき世界を垣間見る
  来るべき世界とはこの世を正しく生きるための手段

終わりに-ユダヤ教から見た世界
  ユダヤ教は全ての人は平等であると説く
  ユダヤ人とは唯一の神に最初に気づいた特別な民族
  重い責任を負うが故に特別な民族
  カトリック教会の思想にあったユダヤ人迫害の起源
  アウシュビッツに十字架を掲げるべきか-調査の出発点
  ユダヤ人の責任とキリスト教徒の無責任
  誤解から始まった暴力の歴史
  自分自身を愛するように、隣人を愛しなさい
  ユダヤ人の帰還によるイスラム教徒との関係の変化
  人生の哲学というユダヤ教と仏教の共通点
  ユダヤ教は第一に愛と憐れみを説く
  全ての偉大な宗教の根本の教えは同じである
  それぞれの宗教における真理
  完全な世界を創り出すというユダヤ教の目的

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