―目次より―
■第一章 三枝成彰氏(作曲家)
三十代はアイデンティティの問題随分悩みました。日本人に生まれて西洋音楽をやる者の悲劇でしょうね。
■第二章 エズラ・ヴォーゲル氏(ハーバード大学教授・東アジア研究センター所長)
日本とは「見合い結婚」のようなもの。出会った相手が良かったんですね。
■第三章 牛尾治朗氏(ウシオ電機会長)
経営者になるのは嫌だったが、自分の意見を主張した上で大勢に順応して経営者になった。
■第四章 冨士信夫氏(歴史研究家)
東京裁判と関わりを持ったことが、その後の私の人生を決定的に決めてくれました。それは、全くの偶然でした。
■第五章 故・轉法輪泰氏(大阪商船三井前会長)
モーツァルト、サルトル、キリスト教。私の心の悩みに答えを出してくれたものです。
■第六章 佐原真氏(国立歴史民俗博物館館長)
子どものころから土器を拾い、それが昔の人のものだと聞いて大変衝撃を受けました。しかし、考古学の好きな先生に出会わなければ今があったか分からない。
■第七章 千住博氏(日本画家)
ここまでやってこれたのは、自分の力じゃない。巨大な何かに護られ、同時にそれはかなりの試練を僕に与えてくれる。
■第八章 吉原すみれ氏(打楽器奏者)
海のものとも山のものとも分からない私なんかにサントリー賞をよくくれたなあ、と。すごく嬉しかったけど、ズシッときました。
■第九章 渡邊格氏(生命科学者・慶応大学名誉教授)
戦後、空を見ているとあるヒラメキが出た。物質と精神をつなぐ道なき道、つまり、そこに生命を入れればいいと思い付いたんです。
■第十章 椎名武雄氏(日本IBM会長)
会社に入ってから文句ばかり言っていた。こうしたらいい、というポジティブな文句だったから、チャンスが与えられた。